Greeting

設備・技術サポート活動は続きます。

 2016 年度に開始した文部科学省「設備サポートセンター整備事業」が 2018 年度で終了しました。この事業は、大学の運営費交付金が年々削減され国からの基盤設備整備予算も底ばいしている現状の下で、大学に於ける様々な研究分野の基盤となりあるいは最先端研究の鍵ともなる大型研究設備を効率的継続的に整備活用する体制を、多角的に構築・整備する事業です。この事業の 推進のために設立された設備・技術サポート推進室ではこの3年間、1)現有設備の共同利用促進、2)遊休現有設備のリユース促進、3)設備の技術支援員の育成、4)設備共同利用を介した地域連携、5)効率的な設備整備の体制構築に取り組みました。
 このうち1)2)のために構築した「共同利用機器の窓口 Web システム」「リユース設備情報仲介システム」は昨年度末あたりから利用が増え、教職員の皆様の共同利用やリユースに対するご理解が浸透したものと期待しているところです。3)研究設備への技術支援については、人財発掘と博士後期課程進学のインセンティブ付与も目的とした「学生マイスター制」を試行しました。定期メンテナンス等により装置の安定稼動や測定データの質の向上が期待できる研究設備の技術支援員として、学生を育成しようという制度です。担当の教職員の多大なご尽力により、半年の技術訓練を受けて「セミマイスター」と認定された学生技術補佐員が実際に支援活動を始めています。今年 2019 年度は技術支援活動を 2 年間行ったセミマイスターへの「マイスター」認定を行う年であり、また次代の候補学生をセミマイスターが訓練育成する「マイスターの育成サ イクル」を作り上げるという正念場の年となります。4)地域連携についても、岡山理科大学、岡山県立大学、津山工業高等専門学校、および倉敷芸術大学と設備共同利用に関する覚書を交わしましたが、各校との具体的活動や連携の活用は今後の課題となっています。5)については「設備整備マスタープラン策定体制の見直し」の最中です。2018 年夏に実施した現有設備調査と全学共同利用機器の導入要望調査からピックアップされた 80 台以上の更新・導入希望設備から、3 研究分野 9 グループに分かれて合計 18 の設備システムにまでまとめる作業をしていただきました。これらのボトムアップ情報を大学執行部および文部科学省へ、解りやすい設備システムの整備プランとして届けるために、グループ世話役の先生方のご協力・ご指導を仰いでいるところです。このように振り返ると、3 年間ではまだまだ道半ばと実感せざるをえません。事業は終了しても設備・技術サポート推進室は続きます。ゆっくりでも着実に設備・技術サポート活動を続けて行く所存です。

 最後になりましたが、当推進室の運営会議委員長として設備・技術サポート活動全般を主導して下さっている田村 隆 教授/分析計測・極低温部門長および費用支援の審査やご指導にご協力いただいている運営会議委員の皆様に厚く御礼申し上げます。当推進室員として、本水昌二設備 コーディネーターおよび塩川つぐみ設備マネージャー(兼任)には、設備リユースと地域連携構築および学生マイスター制立ち上げ等を各々推進していただき誠に有難うございました。砂月 幸成 助教、寺東 宏明 教授には設備整備マスタープラン関係で、中上陽子技術補佐員、佐藤由美 事務補佐員には Web システムや運営全般で、学生セミマイスターの皆様にも担当装置への技術支援で、研究交流企画課の皆様には事務のバックアップで、各々ご尽力いただきましたことに感謝申し上げますとともに、引き続きのご協力をお願いいたします。本学の研究設備ひいては研究教育力の充実向上のため、今後とも関係各位のご理解・ご指導・ご協力をお願い申し上げます。

Facility Support Promotion Office
The general manager
Hiroko Tada

Staff

Steering Committee Chairman・Graduate School of Environment and Life Sciences Professor Takashi Tamura
Professor Hiroko Tada
Professor Hiroaki Terato
Assistant professor Kosei Sunatsuki
Administrative Staff Yumi Sato
Technical Staff Yoko Nakagami