岡山大学とその関連研究施設が保有する分析装置を、学内外研究者に対し高い利便性とアジャイルな操作性を提供することで、岡山大学並びに岡山地域の研究力を向上する。 これにより岡山大学が持つ研究ネットワークと研究力を強固にさせ社会貢献力を高めることで、大学、研究機関、企業のイノベーション創出を加速する。 岡山大学が保有する分析装置の利用を、利便性の高い研究設備機器共用システムで運用する。このシステムを通じて、岡山地域の企業や研究機関の研究者も岡大研究者と同様な利便性で分析機器を利用できる。 分析装置運用を円滑化し岡山大学の社会貢献を促進するため、自助経営の仕組みを取り入れながら測定・解析の技術を持つ専門人材を育成・増員する。
共同利用にかかる手続きを、岡山大学コアファシリティー利用システム(CFPOU)に一本化する。予約から会計処理まで、利用研究者と関連職員の事務作業負担を最小とする。 利用者は、分析機器探しの段階からコンシェルジュ機能を持つ窓口を利用できる。岡山大学と連携する科学分析機関への円滑な誘導をおこなう。
複数研究者に貢献する装置を、ユーザー利用頻度や重要度、運用コスト等、を勘案し、適正なコストを設定したうえで、研究設備機器共用システム(コアファシリティーポータル:CFPOU)として共用化してゆく。 運用装置の重要性、利用状況、寿命を勘案し、毎年メンテナンス、更新、廃棄・再利用などを合理的に評価する。共用予備・準備機器を整備し、システムの拡張と研究者の利便を図る。
学内外の研究者の分析・解析利便性を高める。利用者の技量に応じた測定や解析を支援する。 これに資する、装置保有者や測定・解析担当者へのインセンティブを整備する。
円滑な機器共用を推進するため、重要な分析装置の運用を支援する専門人材の拡充に務める。 教員、SC、技術職員、学生、さらには学外研究者も含め、解析技術向上に務める。 学内、連携学術研究機関、地域企業を意識した広報活動に取り組む。広報教育委員会で、マイスター制度の調整、講習会企画、広報活動の調整、などに取り組む。